今年7月23日に、消費者庁が「バーベキューにおける食品安全に関する消費者行動のインターネット調査」の結果を公表しました(有効回答者数2,000人。割合は四捨五入しているため合計100%にならない。)。直近1年間でバーベキューを経験した方を対象に、食品安全の観点から、バーベキューにおける行動等を調査したものであり、最近のバーベキュー事情に沿った調査となっています。
本調査の結果から、バーベキューの準備、調理、食事の各段階で見落としがちな注意点を見ることができます。

「清潔な調理器具の準備」や「肉などのドリップが他の食品に付かないように分ける」は、他の2つの項目に比べると、「できている」又は「どちらかといえばできている」の割合が低い結果でした。「肉などのドリップが他の食品に付かないように分ける」が「できている」又は「どちらかといえばできている」と回答した割合を年代別でみると、20代で約72%であったのに対し、60代では約87%と差が見られました。

約8割の方が「できている」又は「どちらかといえばできている」と回答されました。年代によるクロス集計結果では、「肉魚が中心までよく焼けているか、肉や肉汁の色を確認する」について、「どちらかといえばできている」又は「できている」と回答した割合は、20代では約75%であったのに対し、60代では約92%と差が見られました。
報告書では、最後に「食品安全の観点からは、適切な準備・調理・食事が重要である。屋外で行うバーベキューにおいては、これらの安全対策が一層肝要であり、自分のみならず、一緒に楽しむ家族や友人、知人の健康を守るためにも、見落としやすいポイント(筆者注:上記2つの表の注意点の他に、食べる前の手洗いや箸とトングを分けること等)の再確認等に本調査の結果が活用されることを期待する。」と結ばれています。これから秋の行楽シーズンを迎えます。皆で楽しく安全に、お肉やソーセージを食べましょう。

文責:一般社団法人 食肉科学技術研究所
専務理事 猪口由美



