農林水産省は、近年、新しいJASだけでなくハム・ソーセージのような既存のJASについても、より多くの方にJ知っていただくために、様々な普促進及に取り組まれています。それらの一部をご紹介いたします。
11月は農林水産省の「JAS普及推進月間」です!
https://www.maff.go.jp/j/jas/hukyuu.html
農林水産省は、毎年11月をJAS普及推進月間と位置付け、JASについてのポスターやポップを作成しています。その一つに、日本語と英語による丸JASマークと特色JASマークのチラシがあります。現在特色JASが24規格ある中で、『最古参』の熟成ハム類、熟成ソーセージ類及び熟成ベーコン類が例1で紹介されています。
特色JASマークは色の指定はありませんが、例示されている赤色と金色は目立つ配色で効果的だと思います。食肉科研が販売している特色JASマークもこの配色です。


このチラシの最終4ページに、『製品にJASマークを付けたり、JAS製品の取扱業者であることを広告したりする場合、国の決めた基準に合格しなければなりません。基準どおりにつくられているかどうかは、品目ごとの専門家である検査員がチェックします。』とあります。こうしたJASの安心が消費者に伝わればと思います。
「JASの活用・制定推進調査委託事業」
農林水産省大臣官房新事業・食品産業部食品製造課基準認証室が実施されている標記事業には、規格・認証の活用による優良事例等の収集、JAS等活用マニュアルの作成、規格・認証の重要性を認識・普及できる人材を育成する研修会の開催などがあります。
令和5年11月から令和6年2月にかけて計5回開催された「JASにかかる専門人材育成研修会」の参加者に対して、JASについてのアンケート調査が実施されました。この内容は「令和5年度JASの活用・制定推進調査委託事業報告書」に収載されています。アンケートの最後に次の質問と回答がありました。
Q10.JAS制度をより魅力的な制度とするためのご意見があればお聞かせ下さい。
A (自由回答)(抜粋)
- JAS品の国際的な競争力の向上
- 国際的により広く流通していくための具体的施策を進めて欲しい
- もっと食育などの一環に取り入れて、小・中・高校生たちの若い子たちにも知識を広めてほしいです。
- JASマークが付いているものの有位性(付加価値)を消費者にアピールし、消費者の選択性を高めると良いかもしれない。
- JAS特級・上級のマークも特色JASのように高級感のあるマークにしてはどうか。
- アンケートの結果、JASの認知度はあまり高くないのだなぁと感じた。JAS製品は第三者認証であり安心・安全であることをもっとPRしてほしいと思った。スーパーでの「JASマーク」を探そう(注)はとてもいい取り組みだと思うのでぜひいろいろ取り組んでほしいです。
(注)農林水産省ホームページの「スーパーでJASマークを探せ!」をご覧ください。「CORNER_6」で、食肉加工品が紹介されています。

文責:一般社団法人 食肉科学技術研究所
専務理事 猪口由美



